失われたチャンスほど欲しくなる

あなたは「あの時こうしていればよかった」と思うことはありませんか？

このような場合、後悔やショックといった感情が膨らんできますよね。

そして欲しい気持ちが増す…

これはあなただけではありません。

お客さんも同じように、このような経験や感情を持っているのです。

今回は買い物の話を具体例とした、顧客の心理を使ったセールスのお話をしようと思います。

残り１つで買えた場合

私自身今までの買い物でも経験がありますが、欲しいと思ったものが残り１つだったとき…

ちょっと焦りますよね。

それと同時にラッキー！と思います。

もしかしたら売り切れるところだったかもしれない…

残り１つの状態の時に来た自分はなんて運がいいんだ…

商品が山積みにされている状態より、残り１つだった時の方が買いたいという気持ちは強くなりますよね。

ここで買っておかないとしばらくの間、もう手に入らなくなるかもしれない…

そんな不安が襲ってくるのです。

あなたも経験があるのではないでしょうか？

もう少し早く動いていれば…

一方で運悪く僅差で売り切れてしまったときも、もちろんありますよね。

あと少し早く来ていればまだあったかもしれない…

買えたかもしれない…

こんな後悔の感情が自分を苦しめると思います。

今すぐには思い出せませんが、私にもあったと思います。

私は優柔不断なのでこれは買う！！となぜか直感で思った時は即買いますが、それ以外は基本悩みます。

それでなくなったなら、「まぁ縁がなかったんだ」と諦めます。

しかしどうしても欲しいものはすぐに買ってしまいます。

絶対これ！！と思っているものはなんとしてでも買いたいです。

私はライブに行くことが好きで、グッズもたくさん買ってしまいます。

どうしても欲しいものがあり、１番早くて朝の６時過ぎから１０時まで並んだことも…

なのに買おうと思っていたものは買えませんでした。

もうすぐで自分の番だ！

という時に限って売り切れでーす！と言われたんですよね。

思い返してみるとこういったことが何度かありました…

売り切れほど欲しくなる

こんな風に売り切れてしまったら、余計に欲しくなりませんか？

あともう少し早く動いていれば手に入ったかもしれない…

私もこのように思っていました。

人は目の前にあったチャンスが失われると、購買意欲がより高まります。

チャンスがまだあるとそこまで気にしないのです。

チャンスがなくなった時に、

「今思えば、あれがチャンスだったな…」

と初めて気付くこともあるかと思います。

もしそこで、もう手に入らないと思っていたはずのチャンスが再び出てきたらどうでしょうか？

例えば靴を買いに行ったとき。

「このモデルでこのサイズ、というのはもうないんですか？」

「そうですね…今朝まではあったと思うんですけど…」

「そうですか…」

「一度念のため在庫確認をしてきますね」

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・

・

「ありました！」

と、こんな風に失われたはずのチャンスが復活した時…

きっと買いますよね。

なぜなら、購買意欲が高まった状態になっているからです。

人の心理をビジネス戦略に活かす

これらのように、人の心理をビジネス戦略に活かすこともできるのです。

人は売り込みは嫌いですが、買い物は好きです。

ですからいかにお客さんの購買意欲を高めるか…ということが重要なのです。

中には「お客さんが何を求めているのかわからない」と思う方もいると思います。

そんな方は一度自分に置き換えてみてください。

自分だったらどうするのか、ということを考えていけば答えは見えてきます。

またちょうど買いたいという顧客心理についてお話した動画がありますので、こちらも合わせてご覧ください。

↓

まとめ

いかがでしょうか？

今回紹介した人の心理以外にも、ビジネスで使えるものはまだまだあります。

ですから、自分のビジネスで実践できそうな心理戦略も取り入れてみてください。

それにより、上手く顧客心理を刺激できるかもしれません。

そうすればあなたの売上も上がります。