選ばれる会社になるための差別化戦略とは⁉
皆さんは大企業がなぜ結果を出せているのかご存知でしょうか?
「そりゃ人数が多いから商品いっぱい作れるよね」
「やっぱり商品がいいんだよ」
もちろんそれもあるでしょう。
ですがただそれだけの理由で、果たして大企業になれるでしょうか?
そこで今回は「儲かる起業家の差別化戦略」についてお話します。
8種類の差別化
ピータードラッカーもランチェスターも強く言っている言葉ですが、結局何に集中すべきなのかというところになります。
大企業のように資金力もあって人材も豊富、すべてにおいて経験も信用もある状態なら何に手を出しても勝つことができるかもしれません。
やはり中小企業というのは社員数も資金力も、何もかも限られています。
ですから一体何に手を出し、集中して、投資していくかによって選ばれるような会社になるということです。
その選ばれ方というところの差別化が大切になるのです。
その差別化は全部で8個です。
これを順に紹介していきます。
ちなみにランチェスターって何?という方はこちらをご覧ください。
↓
用途
まず1つ目は用途で差別化をするということです。
例えばこれはモーニングコーヒーが当てはまります。
コーヒーの中でも朝飲むためのコーヒー、つまり朝専用のモーニングコーヒー地追うものがありますよね。
このように○○コーヒーの豆で勝負するなどではなく、用途で差別化するということができます。
サービス
2つ目はサービスで差別化です。
これはどのようなものかというと、ドミノピザが昔行っていた「30分以内で熱々で届けます」というサービスで差をつけることです。
今なら、かなり忙しい時間にピザを頼もうとすると1時間など平気で待つこともあります。
しかし当然ですが、お腹が空いたときにはすぐに食べたいですよね。
我慢などできないと思います。
だからこそすぐ食べたいところに、30分以内に熱々を届けてくれるドミノピザが選ばれるのです。
もう一つ有名なのが、明日届くということでアスクルです。
このようにサービスで差別化することもできます。
地域
3つ目は地域で差別化です。
この地域といえば!というものです。
有名なものにオリオンビールがあります。
沖縄といえばもう完全にオリオンビールですよね。
沢山のビールがありますが、やはり沖縄に行けばオリオンビールを飲むと思います。
地域といったら何があるのか、、、
有名なものではオリオンビールです。
実際に沖縄のシェアは、ほぼオリオンビールとなっています。
ですからどこのお店に行っても、どこを歩いてもオリオンビールと書かれています。
このように地域で絞るということも、とても大切になります。
価格
4つ目は価格での差別化です。
これは安さも高さもどちらもあると思います。
安さで言えば電機メーカーなどが、このような面を持っていますよね。
他店よりも1円でも高ければ…というキャッチフレーズで行っているのを聞いたことがありませんか?
これだけは絶対に価格では負けない、といったように価格で勝負するというのも1つの差別化になります。
ただ安さを売りにすると、他に安いお店が出てきたときにそちらに流れてしまうので注意しましょう。
ターゲット
5つ目はターゲットで差別化です。
これはもう代表的な例で言えば、HISですね。
HISのように若者をターゲットにすることも差別になります。
例えばエステであれば30代の人が悩むべきことと20代の人が悩むべきこと、10代の人が悩むことはそれぞれ違いますよね。
ですから10代20代というように分けることもできます。
学習塾であれば全てやるのではなく小学生だけを対象にしたり、小学生の中でも中学校受験というように小学6年生にこだわるというのもターゲットとなります。
メニュー
6つ目はメニューでの差別化です。
このメニューで差別化というのは、coco壱やすき家などがそうですよね。
牛丼の中でも〇〇牛丼、カレーの中でも〇〇カレーというものがあると思います。
ですから「カレーか何かにしようかな」ではなく、「どのカレーにしようかな」となりますよね。
このように差別化することもできるのです。
客層
7つ目は客層で差別化です。
客層といってもたくさんありますよね。
お金持ちの人もいれば主婦などもいるので、様々なターゲットに分けることができます。
富裕層を狙いたいなら、量より質にこだわっていった方が良いですよね。
主婦の場合は反対に安くて手軽なものが欲しかったりしますよね。
コミットメント
最後はコミットメントです。
コミットメントといえば、何が当てはまると思いますか?
恐らく何か1つ浮かんだのではないでしょうか。
そうです、ライザップです。
よく「結果にコミット」というCMをテレビで見ますよね。
痩せなければ全額返金するというのは、コミットメントで約束しているということになります。
ですから差別化と言っても、このように8種類での差別化になるのです。
そこで実際に自分ならどれを差別化し、何を強みにしていくのか。
もっと言えばどれを選ばれる理由にして、何を得意としていくのかということになります。
まとめ
いかがでしょうか?
今回のことは動画にて詳しく紹介しておりますので、こちらをご覧ください。↓
結局、大企業に勝つには差別化しかありません。
「何でもできる」では勝つことが出来ないのです。
だからこそ実際に小さな差別化をすることにより、最終的には大企業になっていくということになります。
差別化することによって「○○といえばこれだよね」とお客さんに覚えられ、これがブランドへと変わっていくのです。
ですからこれを参考に、自分ならどんな差別化をしていくのか。
どれを強みにしていくのか。
といった点を考えて頂ければと思います。
ちなみに上記で出てきたランチェスターについて、もっと具体的に知りたい方はこちらをご覧ください。
↓
強者と弱者で戦い方が変わる!ランチェスターの第一の法則と第二の法則
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